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排水流量試験場(TEST LABO)
∅300までのフリューム式・面速式流量計の比較精度試験設備です。
トレーサビリティ基準流量計と、下水環境を擬した
落水発生装置、模擬汚物流下装置を有します。
∅300までのフリューム式・面速式流量計の
比較精度試験設備です。
トレーサビリティ基準流量計と、
下水環境を擬した落水発生装置、
模擬汚物流下装置を有します。
OP TEST LABO とは・・・
● 開水路流量計(オープンチャンネル)の比較精度試験施設
● ∅150〜∅300まで循環水路と基準流量計・試験流量計とで構成
● 主な試験対象は、小口径下水・排水管用のフリューム式・面速式流量計
● 供用開始/2016年7月
OP TEST LABO の特長
● 落水装置による波立ちや圧力変化を模擬的に再現し、ウェイブストレーナPT(波立ち緩衝器)による、
排水流量計の設置制約への現場対応を確認できる
● 落水装置による波立ちや圧力変化を模擬的に再現し、ウェイブストレーナPT(波立ち緩衝器)による、排水流量計の設置制約への現場対応を確認できる
● 模擬汚物投入口による下水環境の模擬的再現と、精度保持状況を確認できる● オフセットチェッカーPTによる、公正な立ち合い検査を再現できる
試験手順
開水路流量計の精度管理について
●排水流量計は、計量法(平成4年法律第51号)の特定計量器であるが、取引又は証明における使用制限の特例措置(取引または使用に当たっては検定が不要)の対象であり、具体的な技術基準は現時点では存在しません
●現時点では、JIS及び国際規格において簡便な測定方法又は計量器の規格が確立していないのが現状です
●汚水の排出量認定等において、排水用流量計の性能評価が求められており、排水流量計の性能評価基準としてのJISの開発が進行中です
●このような現状に鑑み、排水用流量計のコンプライアンスを確保する方法として、トレーサビリティを有する基準流量計との比較精度試験により、精度確認をします。(トレーサビリティとは、校正に用いる標準器が、上位標準器で校正されていることを国家又は国際標準機関まで追跡できること)
●JIS制定後は、速やかにその内容に沿い、「不確かさ」による統計的な精度管理を実現します
●またトレーサビリティに拠ることが困難な面速式流量計については、砂防技術基準に準拠した流速分布計測などによる現場精度適合調査を付加して精度確保に努め、この時に使用する流速計は検定を受けたものを使用します
開水路流量計の現場適合
●開水路流量計の精度は、現場の水理条件に左右されやすいので、現場条件に適合した方式を選択することが、精度管理上重要です
業務のご案内
●∅300までの開水路流量計の比較精度試験(フリューム式・面速式)
●砂防技術基準に準拠した、流速分布計測による面速式流量計の校正
●各種開水路流量計の、現場適合確認調査
●排水量認定に係る、各種ご相談承り